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MiAU 緊急シンポに参加

天気:晴れ 道に迷って半泣き

今日は18:00(ずれて18:30)からのMiAUの緊急シンポジウム 「ダウンロード違法化の是非を問う」に参加してきた。

詳細は公式を見てもらうとして、参加したわしなりに考えをまとめてみようかのぅ。

まず、小寺さんがモデレーターを務めたんじゃが、実にgdgd。本人が言っとったくらいにgdgdじゃったw

まずは津田さんが簡単に今回の議題とダウンロード違法化(正確には違法サイトのコンテンツを情を知ってダウンロードするんを違法化)について説明を行った。

今回は議論を交わすのではなく、様々な専門家を呼んで、それぞれの観点からの問題点を語ってもらうというものじゃったな。

最初は、法学的な観点からということで、著作権法に詳しい小倉秀夫弁護士の「私的ダウンロード違法化の問題点」。

まず、アップロード行為に対しては現行法で充分対応可能であるにも係わらず、権利者自身が権利行使をしていない為、野放し状態になっている。

というようなことじゃった。

そんで、ダウンロード行為に関しては、探知が非常に困難であり特定することも難しい

まぁ、ダウンロードに関しては、技術的な観点から見ても当然で、どう考えても実効性はないんじゃないかのぅ。

わしが今回のシンポジウムで一番注目した小倉さんの発言は

30条1項の廃止は、裁判所が家庭に入る危険性を含んでいる

という話(こんな話じゃったと思うんじゃが、違うならご指摘を(o_ _)o)。

これはつまり、一般大衆のプライバシーが著しく侵害される危険性を含むと共に、公権力が民衆を合法的に監視する危険を招く恐れがあるということじゃな。

まさに民主主義の終焉。小倉さんはブログでもそうじゃが、実に分かりやすく話を展開してくれるけぇ、とても勉強になるのぅ。感謝感謝。

次は、池田さんが経済学的な観点から話をしてくれたんじゃが、な んでこの人だけ資料がなかったんじゃろうか。。。急なことで用意できんかったんかの?まぁ、仕方ない。

わしは経済学を学んだことがあるけぇ、非常に興味深い話じゃった。簡単にまとめると、ファイル共有ソフトは

損失:権利者が被る損失(C)

便益:権利者が受ける恩恵、つまり宣伝効果とか。(B)

     +消費者の効用(U) ※効用とは経済学の用語で「満足度」のこと

これらの関係を権利者は「C>B+U(?)」であると主張しとるそうじゃが、国際的な経済学の実証実験(膨大な量のサンプリングを行い、経済学の世界では信頼度が高いという評価を受けているそうじゃ)の結果では「C≒B」であるという結果がでとるそうじゃ。

つまり、+U」の分だけ経済学的に見れば社会にとって利益があると判断できるわけじゃな。まぁ、実際に権利者はソースを明かすことなく、損失は100億円だ!と言っとるしの。損失は当然あるじゃろうが、国際的な経済学の観点から見れば、社会的な利益があると言っておった。ちなみにマイナスだという結果は見た事がないそうじゃ。

そして、最後に斉藤さんが技術的な観点から語ってくれた。わしも技術者の端くれじゃけぇ、だいたいは聞かんでも問題点は分かっとるつもりじゃが、考えを整理する意味でも聞けることはありがたい。

で、この人は「情報の価値」について素晴らしく説明をしてくれた。情報とは

・モノではない

・伝わるということは、伝わった先に複製されたということ

・伝わらなければ、価値は生まれない

という性質のものであるけぇ、

・複製のされ方に制限が設けられるということは、価値の生まれ方に制限をかけるということ

・制限をかけるからこそ、誰かの価値になることもある

・しかし、みんなの価値も考える必要がある

うむ、確かにのぅ。さらにデジタル化の本質とは

・あらゆる情報を数にして伝達するということ

・これにより複製が効率化される

・価値が生まれやすくなる(また、多様な価値が創造される byせろ爺)

ということ。そこで技術的な観点から、今回の問題に関して言えることは、ストリーミングとダウンロードの区別はできんし、録音・録画とその他の情報の区別もほぼ無理で、当然「情を知って」なんて分かるはずもない。まぁ、このへんは先日、ブログにも書いたけぇ、割愛させてもらおうかの。それと適法サイトマークなんて・・・無理無理。現実的じゃなかろう

※ここまでの話は今日頂いた資料と、わしの頼りない記憶を元に書いとる

で、わしが思うたんは「これ、なんか裏に別の意図があるんじゃないか?」ということじゃな。池田さんの話では文化庁が問題あり&KY(肩こり腰痛ではないぞ)らしいが、それだけで、ここまでの事になるんは多少無理がある気がせんでもない。

というわけでここからはわしの妄想劇

先にも書いたが、ダウンロード違法化が成立すると

・立証責任は権利者にある

ということは、小倉さんも言うとったが、証拠保全の為に事前にマシンを押収するようなことが起こると。つまり、そうやって情報を収集、もしくは危険人物(以前、自衛隊が独自にブラックリストみたいなんを作っとって問題になったが)のマシンを、これを理由に押収し、危険分子(軍事国家主義者にとっての)を排除することも可能にはならんか?

その為の布石として、今回これをだしたんなら納得もできるの。森元総理あたりから、そんな動きが見えるんよなぁ。まぁ、「民主主義の終焉、軍事国家再建」というキーストーンを置いて、ここまでの動きを見ると、はっきり流れが見える気がするんじゃが、どうじゃろ?

まぁ、今日は参加してよかった。ええ話も聞けたし、次は「ダビング10」のシンポジウムを1月16日にやるそうじゃが、いけるようならこれも参加させてもらおうかのっと。

明日は明るい話題がええのぅ。

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